新型コロナ 宮古島市88人、村1人

 【那覇支局】県は15日、宮古島市で新たに88人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。2桁の感染者数は12日の90人以来、3日ぶり。累計は1万6717人。多良間村では3日連続の確認で1人。累計173人。県内では新たに2082人が確認された。10日連続で前週の同じ曜日を下回った。累計は42万2483人。新たに5人の死亡が報告された。累計542人。

 市内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週同曜日から13人減少した。年代別では20代、30代の各14人が最多。60代の13人、10代、40代の各12人が続く。県外在住者は1人確認された。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は2458.58人。
 多良間村の患者は年代確認中の男性1人。14日に発病し、同日に確定した。
 宮古地区の入院中45人、宮古病院15人(中等症9人、軽症6人)、民間病院30人(中等症2人、軽症28人)。病床使用率は68.2%。宿泊施設療養中22人、自宅療養中969人、入院調整中645人。
 県の城間敦感染症総務課長は「宮古の病床使用率は依然として高い。医療機関が少ないので入院調整が厳しい状況にある」と話した。
 県内の新規感染者数は前週の同じ曜日を526人下回った。年代別では40代の358人が最多。国基準の重症者は26人。死亡が報告されたのは南部保健所管内の90代の女性、南城市の80代男性2人、うるま市の70代と90代の男性。新たにクラスター(感染者集団)も2例報告され、県立中部病院で7人と9人がそれぞれ集団感染した。累計715例。

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