与那覇主将(左から3人目)と砂辺監督(同6人目)は座喜味市長(中央)に大会の優勝を誓った =市役所応接室

アララガマボーイズ 離島甲子園出場で市長に抱負

 新潟県佐渡市で行われる国土交通大臣杯第13回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)に出場する宮古島アララガマボーイズの砂辺正人監督らは9日、市役所に座喜味一幸市長を訪問し、22日から始まる同大会への出場を報告した。与那覇寛大主将(平良中)は「必ず優勝旗を持ち帰る」と抱負を述べた。
 出場するのは市内の中学3年生から選抜された18人。全国から22チームが出場し、選手らの交流イベントのほか村田さん率いるプロ野球OBチーム「まさかりドリームス」による野球教室も開かれる。
 同大会は元プロ野球選手の村田兆治さんの提唱で2008年に始まり、今回は3年ぶりの開催。野球を通して島同士の交流と離島の活性化を図るほか、子どもらの夢づくり、人づくりを行うことなどが目的という。
 与那覇主将は「参加できるのは本当にうれしい。守備からリズムを作り1点ずつ積み重ね、優勝旗を宮古島に持ち帰りたい」と力強く話した。
 座喜味市長は「大会が待ち遠しい。移動が大変だと思うが、納得いく試合をしてきてほしい」と激励した。

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