興南、市立船橋(千葉)にサヨナラ負け

【那覇支局】第104回全国高校野球選手権大会第3日は8日、阪神甲子園球場で1回戦を行い、県代表の興南は千葉県代表の市立船橋に5―6で敗れた。宮古島市出身の盛島稜大(鏡原中卒)は4番キャッチャーで先発出場し、4打数1安打1打点だった。
 興南は0―0で迎えた3回表、1死1、2塁から3番禰覇盛太郎が二塁強襲のヒットで先制。続く盛島もセンター前に適時打を放つなど、この回5点を挙げるなど試合を優位に進めた。対する市立船橋は4回に2点、5回に1点を返して点差を詰めると8回に4番片野優羽の本塁打などで同点に追いつく。9回にヒットや四球で一死満塁とし、代打黒川裕梧に押し出しの死球を与え、サヨナラ負けした。
 盛島は投ゴロ、センター前適時打、三振、1ゴロの4打数1安打1打点だった。
 勝利した市立船橋は2回戦に進出し、13日に福井県代表の敦賀気比と対戦する。

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