男が金を盗もうと破壊した自動販売機
=市多目的前福運動場の屋内運動場付近
自販機破壊で現行犯逮捕 30歳の男、窃盗未遂容疑
市内の運動場に設置されている自動販売機から金銭を盗もうとしたとして、宮古島警察署は1日午前4時38分、自称パチンコ店従業員で平良東仲宗根在住の男(30)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕した。同署は3月から断続的に発生している自販機窃盗事件との関連を調べている。
同署によると、男は1日午前4時38分ごろ、平良西仲宗根の多目的前福屋内運動場の外に設置された自販機を壊して現金を盗もうとした疑いが持たれている。
現場付近を警戒中の警察官が自動販売機付近で不審な明かりが点滅するのを発見、男が金を盗もうと自販機を破壊したところをその場で逮捕した。
同署は男の余罪を追及するとともに、共犯者の有無を含め慎重に捜査を進めるとしている。
相次ぐ自販機荒らし被害は被害届が提出されていないものも含め40~50件に上るとみられており、同署は警戒を強化していた。