優勝した久松中学校Bチーム(後列)準優勝した久松中学校Aチームの生徒ら
=29日、宮古合同庁舎(写真提供・宮古教育事務所)
久松中Bチームが優勝 科学の甲子園宮古地区代表選考会
全国の中学生が科学の思考力・技能を競う「第10回科学の甲子園ジュニア」の沖縄県予選宮古地区代表選考会(主催・同実行委員会)が29日、宮古合同庁舎で行われ、久松中Bチームの神里海音さん、砂川恵里香さん、廣瀬太思さんが優勝、同校Aチームの新里百花さん、高江洲彩さん、山下一志さんが準優勝し、県大会出場に駒を進めた。選考会には市内から9校14チームが参加した。
「科学の甲子園ジュニア」は科学好きの視野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的としている。地区選考大会では筆記競技が行われ、1、2年の生徒で構成されるチームが理数分野の問題に協働、相談、分担しながら挑んだ。制限時間50分で5問、250満点中の合計得点を競い合った。
選考会を主管した宮古教育事務所の本村税指導主事は優勝した久松中Bチームについて「メンバーのそれぞれの特性を最大限に生かすべくチームの作戦を立て、知識のみでは解くことが難しい問題にメンバー全員で協力し、議論しながら取り組む姿があった」と話した。