3年連続で県代表に選ばれた平良中吹奏楽部のメンバー
=宮古空港
平良中吹奏楽部 3年連続で県代表に
第62回沖縄県吹奏楽コンクールが23日から28日まで、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された。中学校の部で平良中学校吹奏楽部が、4年連続金賞を受賞し、3年連続の県代表に選ばれた。宮古空港では29日、宮國幸夫校長や父母など多くの関係者が出迎えに集まっていた。
同校は昨年の第66回九州吹奏楽コンクール中学校の部で金賞を受賞。第65回でも沖縄県代表に選ばれていたが、コロナ禍のため中止となっている。第67回大会は8月20日、熊本県立劇場で開催される。
たくさんの楽器と共に生徒らが到着ゲートから現れると、空港のロビーは集まった保護者や学校関係者の大きな拍手に包まれた。
部長の友利萩榎さん(3年)は「コロナで練習時間が足りず大会までに楽曲が完成できるか不安もあったが、皆で時間の使い方を工夫して取り組んだ。たくさんの人に支えられてこういった結果が出せたことを感謝したい」と振り返った。
顧問の下地健作教諭は「県大会では良い集中力でいい演奏ができた。課題も見えたので、修正して九州大会に臨みたい」と述べた。
宮國校長は3年連続の県代表をたたえ「学校外から指導に来てくれる人、何より一番支えてくれている保護者への感謝の気持ちを忘れず、九州大会でも頑張ってほしい」と呼びかけた。