「島にない刺激受けて」 マラガCF初の大阪遠征
城辺陸上競技場に本拠を置く少年サッカーアカデミーのマラガCF宮古島(原完代表)の選手11人らは29日、アカデミーとして初めての関西遠征に下地島空港から出発した。トレーニングのほか奈良県で行われる大会にも参加するといい、原代表は「島内には無い刺激を受けてほしい」と話した。
参加するのは市内の小学4年生~6年生。同アカデミーには将来海外プロリーグでのプレーを目指す選手たちが所属し、宮古島のほか大阪にも拠点がある。
アカデミーが参加するCNサマーダッシュカップには12歳以下の6チームが参加し、グループ戦で競い合うという。
原代表は「勝ち負けよりやってきた練習を出せるか。島外での活動が少ないので、遠征を通じ人間として成長してほしい」と激励した。
キャプテンで平良第1小6年の新城怜音(れおん)さんは「マラガはチームワークが良く攻撃的なところが特徴。練習の成果を出したい」と力強く話した。