新型コロナ 宮古島市255人感染、1人死亡 多良間村12人、4日連続感染確認
【那覇支局】県は23日、宮古島市で新たに225人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。200人を超えるのは4日連続。累計は1万2538人。1週間(17~23日)の感染者数は1290人で初めて1000人を超えた。多良間村は4日連続で確認され、12人が報告された。累計108人と100人を超えた。多良間で1日の新規感染者が2桁になるのは最多の3月24日の25人以来、121日ぶり。県内では新たに5297人が確認され、過去最多を更新した。累計は32万319人と32万人を超えた。新たに宮古島市の80代男性を含む3人の死亡が報告された。累計503人。
市内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週同曜日から91人増加した。年代別では40代の45人が最多。10歳未満と60代の各29人、30代の27人が続く。確認中2人。県外在住者は6人確認された。1週間の感染者数1290人は前週(10~16日)より556人増加し、4週連続で前週を上回った。また、6月の感染者数1126人を1週間で上回り、感染の急拡大が鮮明になっている。年代別では10歳未満から40代までで全体の70%を占めている。年代別では40代の224人が最多。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は2361・56人。市の80代男性は6月30日に陽性が確認され、7月10日に死亡が確認された。市累計では19人目。
多良間村の患者は年代確認中の男女12人。9人は21日に発病、弾性1人は22日、男女2人は確認中で全員22日に確定した。
宮古地区の入院中24人、宮古病院19人(中等症8人、軽症11人)、民間病院5人(中等症1人、軽症4人)。病床使用率は36・3%。宿泊施設療養中32人、自宅療養中740人、入院調整中760人。
県内の新規感染者は前週の同じ曜日を1393人上回り、21日の5250人を上回り、過去最多を更新した。年代別では10代の838人が最多。国基準の重症者は20人。中部保健所管内と石垣市の90代女性の死亡も報告された。
県は22日、照屋義実副知事がコロナ感染したことを発表した。同日午後から自宅療養している。22日時点では体調に変化はないという。濃厚接触者の職員はいなかった。公務復帰は早くて29日になる見込みで、会議や事務調整などはリモートで対応する。