新型コロナ 宮古島市221人、多良間村1人感染
【那覇支局】県は21日、宮古島市で新たに221人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。200人を超えるのは3日連続。累計は1万2313人。多良間村は2日連続で感染者1人が確認された。累計96人。県内では新たに4654人が確認された。累計は31万5022人。新たに3人の死亡と1例のクラスター(感染者集団)が報告された。
市内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週同曜日から98人増加した。年代別では20代の37人が最多。40代の35人、30代の33人が続く。確認中1人。県外在住者は2人確認された。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は2194・97人。
多良間村の患者は年代確認中の男性1人。発病日も確認中で21日に確定した。
宮古地区の入院中23人、宮古病院18人(中等症4人、軽症14人)、民間病院5人(中等症1人、軽症4人)。病床使用率は31・8%。宿泊施設療養中30人、自宅療養中713人、入院調整中671人。
県内の新規感染者は前週の同じ曜日を1192人上回った。年代別では40代の731人が最多。国基準の重症者は18人。那覇市の60代女性、南部保健所管内の70代女性、浦添市の90代女性の3人の死亡が報告された。累計は500人。クラスターは県立精和病院で21日までに5人が集団感染した。累計708例。
県は同日、4~12日の感染者257人のゲノム解析の結果を発表し、47・9%の人から感染力の高い「BA・5」が確認されたと発表した。前週は28・4%だったことから、県は置き換わりが急速に進んでいると分析している。ゲノム解析では126人から「BA・5」、「BA・4」が確認され、そのうち45人のスクリーニング検査を行い、44人から「BA・5」が検出されたその割合から置き換わり率を出している。