玉城知事に日頃の成果を報告した砂川さん(左)と手登根さん =県庁

知事に日頃の成果を報告 農業大学校の学生8人

 【那覇支局】県立農業大学校(島袋律子校長)の学生8人(宮古島市出身2人)が19日、県庁を訪れ、玉城デニー知事に実習成果報告と生産物の贈呈を行った。

 宮古島市出身者は園芸課程果樹専攻2年生の砂川誉寿さんと畜産課程肉用牛専攻2年生の手登根孝平さんの2人が参加した。県立農業大学校は農業者教育研修施設として、優れた農業経営者の育成を目的に1979年に設立された。
 砂川さんは、マンゴーの着色の改良に取り組み、品質の高いマンゴー作りを研究し、将来は学んだ技術を活かした農業関連企業への就職を希望している。
 手登根さんは、牧草地不足を解消するために冬場に育つ新たな牧草を増やす取り組みを研究し、将来は購入した飼料に頼らない肉用牛繁殖農家を目指すという。
 玉城知事は「農大を卒業された先輩方が各部門で活躍している。これからも実践を通して沖縄の普及、発展と皆さまの成長や活躍を心から期待している」とエールを送った。
 学生らは、玉城知事に自身が育てた野菜やマンゴー、花などを贈った。

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