優勝旗を受け取った盛島選手(中央) =17日、沖縄セルラースタジアム那覇

興南優勝、13度目甲子園 盛島(鏡原中卒)活躍

 【那覇支局】第104回全国高校野球選手権沖縄大会(主催・県高野連)の決勝戦が17日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、興南が沖縄尚学に7―1で快勝し、4年ぶり13度目の優勝を果たした。興南の盛島稜大(鏡原中卒)は4番捕手で先発出場。4打数無安打ながら、捕手として投手陣を好リードし、チームの優勝に貢献した。興南が出場する全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)は8月6日、甲子園球場(兵庫県)で開幕し、全国47都道府県から49校が出場する。
 試合は3回裏、興南が仲程雄海、長田悠の連続タイムリーなどで5点を先制。盛島の好リードも光り、安座間竜玖、生盛亜勇太両投手が沖尚の反撃を1点で抑え、勝利した。
沖縄尚学
 000010000|1
 00500200×|7
興南
(沖)吉山、東恩納、赤嶺―前盛
(興)安座間、生盛―盛島
▽二塁打 仲程、照屋(興)
 盛島選手
 「守備からリズムを作れて、それが打撃につながった。絶対、甲子園に行くという目標で練習に取り組んできた。甲子園では県代表として、自分たちの野球をしていきたい」
 興南の我喜屋優監督
 「本土復帰50年の節目に優勝できた。興南がリーダーシップを取れるように全国でも頑張っていきたい」

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