体育大会の開会宣言 18競技予定通り実施
宮古島市スポーツ協会(砂川恵助会長)は17日、市総合体育館会議室で第49回宮古体育大会の開会宣言を行った。同日予定していた総合開会式は新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、感染防止のため中止とし、砂川会長が「市民、村民がスポーツの力を結集し、困難を乗り越える充実した大会になるよう期待する」と開会を宣言した。大会は予定通り31日のゴルフ、剣道を皮切りに10月9日の陸上まで18競技を実施していく。
この日は当初、来賓や各学区体協、競技団体役員ら約160人規模の総合開会式を予定していたが、新型コロナ感染拡大の防止とリスク回避の観点から中止とし、記者会見で開会宣言を発表した。
同大会は新型コロナ感染拡大により2年連続で中止となっていた。砂川会長は今大会の開催について「7月に入って第7波の予兆という閉塞感がただよう厳しい社会情勢だが『何も出来ない、何もしない』という悲観的な態度ではなく『出来ることを出来る方法で』と前を向き、開催の舵取りを決断した」と説明。「先が見通しづらい状況だが、あらゆる対策を駆使しながらウィズコロナの時代を宮古圏域、市民、村民がスポーツの力を結集し、みんなで困難を乗り越える充実した大会になるよう期待し、開会を宣言する」と述べた。
競技は18学区の対抗で行われ、31日のゴルフと剣道で始まり、8月13日~14日にはバレーボール、バスケットボール、軟式野球、14日に硬式テニス、同20日~21日にサッカー、同21日にソフトテニス、バドミントン、卓球、同27日に柔道、グラウンドゴルフ、同27日~28日にハンドボール、9月11日にラージボール、水泳、同18日に自転車、10月2日に宮古角力、同8日~9日に陸上競技が行われる予定。
新型コロナ感染拡大防止に関する指針を踏まえて3密回避、消毒、屋内の換気、検温などの対策を実施。観客の有無は各競技団体が判断する。期間中に宮古島市が感染警報を発令する場合は大会を一時中断し、再開に関しては同協会役員会議で決定する。