飲酒運転・事故防止に決意 宮古島署を優秀表彰
宮古島警察署(仲宗根宗信署長)に対する2021年度下半期(21年9月~22年3月)の交通安全対策等優秀警察署表彰式が15日、同署で行われた。県警察本部交通部の下地忠文部長らから仲宗根署長、宮古島地区交通安全協会の友利勝一会長にトロフィーなどが贈られた。表彰を踏まえ、同署および協会では11日から夏の交通安全運動がはじまったこともあり、今後の飲酒運転や交通事故の防止、さらには交通死亡事故ゼロの継続に向けて決意を新たにした。
表彰は交通事故抑止のため、関係機関・団体と連携した広報啓発活動や交通規制および指導取り締まりを推進するなどの取り組み結果が優秀な警察署を半期ごとに評価するもの。県内の大規模6署をAブロック、中小規模8署をBブロックに分けて評価しており、21年度下半期はAで豊見城署、Bで宮古島署が選ばれた。宮古島署は今回で5回目の受賞となった。
表彰式には下地部長、県交通安全協会連合会の宮城正明専務、県警察官友の会宮古島支部の新城浩吉支部長が出席。下地部長らがトロフィーと激励金および激励品を仲宗根署長、友利会長に手渡した。
下地部長は表彰を踏まえ、「宮古島署、地区交通安全協会、ボランティア、署員が一体となって交通事故防止、飲酒運転根絶に取り組んだ成果。今後も一層連携して市民、地域の安全・安心のため頑張ってほしい」と激励した。
仲宗根署長は「署のみでなく協会、ボランティアが交通安全に心ひとつにした成果が認められ、喜びもひとしお。まもる君効果もあった」と喜んだ。
この上で仲宗根署長は、昨年11月から続いている交通死亡事故ゼロについて「長く継続できるよう関係団体とともに頑張りたい」とし、「飲酒運転をしない、させない、許さないことを守ってほしい。飲酒運転で事故になると不幸になり、検挙されると免許にも関わることになる」と飲酒運転防止に向けて注意を呼び掛けた。