県産マンゴーをPRする関係者ら
=豊見城市の道の駅豊崎
旬の甘みを全国へ 「マンゴーの日」でセレモニー
【那覇支局】7月15日は「マンゴーの日」。県農林水産物販売促進協議会(会長・前田典男JAおきなわ理事長)は同日、豊見城市の道の駅豊崎で「マンゴーの日」セレモニーを開いた。県発表による今年度の生産予測数量は宮古地区が前年比24%減の620㌧、県全体では同25%減の1644㌧が見込まれている。
県産マンゴーの収穫最盛期を迎えるこの時期に合わせて、県農林水産物販売促進協議会は2000年から毎年7月15日を「マンゴーの日」に定め、セレモニーを実施し、マンゴーを県内外へPRしている。今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、規模を縮小して開催した。
前田会長は「ことしも生産者の愛情と日々の努力で育てられた高品質のマンゴーを贈答用やご家庭での食卓など全国の皆さまに広く楽しんでもらいたい」とあいさつ。
生産者を代表してJAおきなわ豊見城支店果樹生産部会の當銘健一会長は「マンゴーの日を境に県産マンゴーの美味しさを全国に届け、県産を全国に広げていきたい」と意気込んだ。
セレモニー終了後には、JAおきなわ食菜館「とよさき菜々色畑」前でカットマンゴーを訪れた客らに配布していた。
地区別のマンゴー生産量見込みは宮古が620㌧、北部が385㌧、中部が104㌧、南部が369㌧、八重山が166㌧となっている。