「交通空白」に対応するため増便したバス
=下地与那覇、東急ホテル&リゾート
協栄バス 市街地行きを増便
宮古協栄バス(豊見山忠朗代表社員)は13日から、宮古島東急ホテル&リゾーツや宮古空港から中心市街地に向かう路線を3本増便した。利用者の増加などに伴いタクシー需要が増える時間帯に生じる「交通空白」での移動手段確保を目的に運行している。
増便したのは東急ホテル前午後3時50分発と午後6時30分発、宮古空港午後7時45分発で、同空港や市街地、商業施設などを経由してパイナガマビーチが終点となる。同社では、これまで回送だったバスをタクシーが不足する時間帯に市街地へ向かうダイヤに組み入れた。
観光客と市街地でのタクシー需要が増える夕方の時間帯、那覇最終便の到着時刻などに合わせており、空港でのタクシー待ち解消にも役立てたいとしている。一部の便は観光地や宿泊施設などを結んで循環するループバス開始前の8月9日までの運行となる。
豊見山代表社員は「時間によってはタクシーが不足するため対応した。利用者の移動手段がない状態を無くしたい」と話した。