新型コロナ 市60人 ノババックス予約受付開始

 【那覇支局】県は1日、宮古島市で新たに60人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。累計は9937人。多良間村は2日連続のゼロ。累計89人。県内では新たに1534人が確認された。7日連続で前週の同じ曜日を上回った。累計は25万5102人。
 県は1日から国の省令に基づき、感染者の届け出情報から職業と感染経路が省略されることに伴い、上記の発表を当分の間、行わないと発表した。オミクロン株の特性を踏まえての対応としている。
 市内患者は10歳未満から80代の男女。前週同曜日から24人増加した。年代別では10歳未満、10代、30代、40代の各9人が最多。50代の8人、60代の7人が続く。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は563・84人。
 宮古島市は1日、ノババックスワクチン(武田製)の予約受付を開始したと発表した。同ワクチンはこれまで使用されているファイザー社やモデルナ社、アストラゼネカ社製のワクチンと異なり、すでに実用化されているワクチンで、安全性が高いとされ、従来の接種が難しかった人でも接種できる可能性があるとしている。対象は18歳以上の1、2、3回目接種がまだの人。接種の実施日は8月13日、市役所で午後2時から4時まで。電話予約は(79・7829、対応時間は平日午前9時~午後5時)。
 宮古地区の入院中2人、宮古病院1人(中等症1人)、民間病院1人(軽症1人)。病床使用率は3・0%。宿泊施設療養中18人、自宅療養中214人、入院調整中130人。
 県内の新規感染者は前週の同じ曜日を368人上回った。年代別では10歳未満の259人が最多。国基準の重症者は6人。新たなクラスター(感染者集団)も3例報告され、5月に那覇市の社会福祉施設で合わせて35人が集団感染した。累計695例。

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