新型コロナ 市56人で3週間ぶり50人超
【那覇支局】県は28日、宮古島市で新たに56人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日の新規感染者数が50人を超えるのは7日の82人以来、3週間ぶり。累計は9763人。多良間村は3日連続のゼロ。累計88人。県内では新たに1744人が確認された。1日の新規感染者数が1700人を超えるのは5月25日の2081人以来、34日ぶり。累計は25万123人で25万人を超えた。新たに3人の死亡も報告された。
市内患者は10歳未満から80代の男女。前週同曜日から30人増加した。年代別では40代の12人が最多。30代の9人、10代、20代の各8人が続く。確認中は1人。職業別では公務員の10人が最多。小学生の9人、会社員の8人が続く。確認中は4人。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は421・05人と400人を超えた。
宮古地区の入院中1人、宮古病院1人(軽症1人)。病床使用率は1・5%。宿泊施設療養中14人、自宅療養中180人、入院調整中61人。
県内の新規感染者は前週の同じ曜日を323人上回るとともに、4日連続で前週同曜日を上回った。年代別では10代の359人が最多。県基準の重症者は4人。死亡したのは80代の中部保健所管内の男性と沖縄市の女性、うるま市の70代女性の3人。累計487人。
県の宮里義久感染対策統括監は直近の感染状況について「実効再生産数も上昇しており、全県的に感染者が増加している」と話した。
全国と比較可能な前日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数611・94人は95日連続全国ワースト。全国平均は83・27人。