コールドを決めるサヨナラ打を放つ新城
=セルラースタジアム那覇
高校野球県大会 総実・工業連合 初戦突破
【那覇支局】第104回全国高校野球選手権沖縄大会(主催:県高校野球連盟)は23日、1回戦7試合が行われ、宮古総合実業・宮古工業の連合チームは沖縄セルラースタジアム那覇の第1試合で南部農林と対戦。7回までに7得点をあげ、エース與那覇颯太がゼロに抑え7―0でコールド勝ちした。次戦はシード校の沖縄尚学と激突する。
先発の與那覇は序盤、制球に苦しんだが、捕手の宮國愛生のリードに助けられながら、7回4安打無失点に抑えた。打線は、初回に相手のエラーで先制。4回に下地敦也がチーム初ヒットとなる右中間を破るツーベースヒットを放つと、打線に火が付き7回までに8安打7得点を挙げ勝負を決めた。
赤堂秀馬監督(宮総)は「いつもはバントを多く使う戦術を取っているが、きょうは積極的に打てと試合前に選手に話した。打席に立つごとに、本来のバッティングをしてくれた」と振り返り、「次(対戦校)は沖縄尚学。力の差はあると思うが全力でぶつかっていきたい」と話した。
完封した與那覇は「ボール先行で球数が多かったが、どんな場面でも仲間が支えてくれると信じていたので最後まで投げ切れた」と振り返った。
試合結果は次の通り。
▽沖縄セルラースタジアム那覇
南部農林
0000000|0
1001032x|7
宮総・工業連合
※7回コールド
(南)吉田、諸見―山城、平良
(連)與那覇―宮國
▽三塁打=砂川駿(連)
▽二塁打=大城(南)、下地敦、野原(連)