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5月の入域観光客数、4.7万人で72%増加
宮古島市観光商工課が20日に発表した2022年5月の入域観光客数の推計値は4万7620人で前年同月に比べて1万9935人、72・01%増加した。クルーズ船は引き続き全便キャンセルだが空路は順調に増加しており、入域観光客が好調だった17年5月の水準まで回復している。
今年の大型連休は3年ぶりに自粛要請などの行動制限がなく航空需要は大きく伸び、ホテルやレンタカーの稼働も増加した。空路の入域観光客は17年の4万9040人に対して97・10%、年間114万人で過去最高だった18年の5万829人の93・69%まで回復している。
空路の増加について関係者は「需要は順調に回復傾向にある。全国的にも沖縄は高いが、その中でも先島の回復が早い」と話す。6月はすでにコロナ前と同じ便数に戻した航空会社があり、今週末から期間限定で羽田直行便が増便するなど空路の伸びが予想される。