高校総体空手道女子個人形の部で準優勝した近藤 =28日、具志川総合体育館(写真提供:県宮古空手道連盟)

県高校総体空手 近藤花音(宮古2年)が準優勝

 県高校総合体育大会空手道競技がこのほど、うるま市具志川総合体育館で行われ、女子個人形の部で近藤花音(宮古2年)が準優勝した。近藤は7月8日~10日に佐賀県で開催される九州大会、8月17日~20日に愛知県で開催される全国大会の出場権を獲得した他、国体強化選手に選抜され、7月23日~24日に阿蘇市で行われる九州ブロック大会に出場する。
 近藤は「今回はこれまでずっと追いかけて来た3年生の先輩たちと戦える最後の県大会だったので、これまで以上に優勝する気持ちで臨んだ。第2ラウンドでは全体1位で通過することができただけに決勝で勝ちきれなかった悔しさが大きい」と感想を話した。
 九州・全国大会に向けて「その分、九州・全国大会で結果を残したいという気持ちも強くなった。今回の結果から自分の形への自信と課題点どちらも持つことができた。九州・全国大会では自分の良さを十分に発揮し、周りを惹き込むような形で先輩たちを超える結果を残したい」と意気込みを見せた。
 同校空手部顧問の久銘次亮教諭は「限られた練習時間でも地道に積み重ねてきた結果であり、宮古空手道連盟や学校、保護者の支援に感謝したい。課題は足腰の安定性と全身一致の極め。九州・全国大会までにさらなる成長を期待したい」と述べた。

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