伊計委員長(左)らは講座への思いを語った
=市役所教育長室
3年ぶりの東大生講座 教育長に計画説明
東大生講座in伊良部島実行委員会の伊計高秋実行委員長らは19日市役所を訪れ、7月に3年ぶりの開催となる結の橋学園(與那覇盛彦校長)での同講座の計画を大城裕子教育長に説明した。伊計委員長は「学園の子どもらが将来にわたって伊良部島を愛するようになってほしい」と語った。
現役の東大生らが行う同講座は2022年で10年目を迎える。対象は結の橋学園の6年生~9年生各15人の計60人で、7月31日~8月5日まで行われる。
講師は理数文学科4年生の高橋天洋さんほか3名で、
午前中に算数・数学、英語と国語の授業を行う。午後の「ふれあい補習授業」では各授業の振り返りのほか、「考える力を養成するため」の課題や交流などを行い、補習の内容は講師に任せられるという。
伊計委員長は、「2年間コロナで中止だったが、今年は何とか開催したい」と意欲を見せた。
また大城教育長は、「東大の学生との交流で、子どもたちと大学の距離が縮まると思う。伊良部島だけでなく宮古全体にいい影響を与えてほしい」と感謝した。