実行委員会総会
=市役所ホール
来月23日の戦没者追悼式、規模縮小
宮古島市全戦没者追悼式及び平和祈年式実行委員会(委員長・座喜味一幸市長)が18日、市役所で開かれ、6月23日に未来創造センター多目的ホールで実施する内容を盛り込んだ要領を承認した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2年連続して同実行委員会委員のみで実施してきたが、ことしは規模縮小を継続するものの、各地区遺族会や市議会、委員、県宮古事務所など約60人規模で式辞や追悼のことば、献花などを執り行う。児童生徒の参加は見送る。
追悼・祈念式は、戦争の惨禍を風化させずに後世へと引き継ぐことを目的としている。主催は市及び市教育委員会、市戦没者遺族会(平良、城辺、下地、上野、伊良部の各地域遺族会)。実行委委員会は主催関係者で構成している。
座喜味市長は「宮古島市の全戦没者追悼式及び平和祈念式は長い間コロナの影響で規模縮小している。どのような形で実施していくか、総会で実のあるような式ができるよう、皆さんのきたんない意見をお願いしたい」と述べた。
追悼・祈念式は6月23日午前11時45分に開始。座喜味市長の式辞、黙とう、市戦没者遺族会長の追悼のことば、県宮古事務所長の来賓あいさつ、代表献花、平和メッセージなどを執り行う予定。