ライフジャケットについて説明する海保職員 =28日、伊良部渡口の浜

海難未然防止呼び掛け 宮古島海保

 海上保安庁ではゴールデンウィークのマリンレジャーなどの安全対策として、29日から来月8日まで「春季大型連休安全推進活動期間」を全国一斉に実施している。宮古島海上保安部(福本拓也部長)では28日、市内で海浜パトロールを行い、ライフジャケットの着用や海難の未然防止を呼び掛けた。

 このうち伊良部渡口の浜では同部交通課の職員が訪れた海水浴客らにライフジャケット着用の必要性を説明した。シュノーケリングは無理せずしっかりとした装備で天候を確認して行い、海の事件事故の際は「118番」なども求めた。
 同課の森山隆文課長は「宮古島でもシュノーケリングの事故は毎年のように起きている。GWは観光客が増加するため例年安全推進活動に取り組んでおり、海難事故の未然防止を重点的に呼び掛けるためパトロールを行っている。遊泳中は健康状態に気を付け、ライフジャケットを着用して溺れないようにしてほしい」と話した。

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