大型連休中の注意喚起で会見する座喜味市長(左)と大城教育長 =市役所庁議室

大型連休中の市民、来島者に注意喚起 宮古島市

 29日から5月8日までの大型連休に向けて宮古島市の座喜味一幸市長は28日、人流増加により新型コロナウイルス感染拡大が懸念されるとして市民や帰省者、観光客に対し、マスク着用、手指消毒、3密回避など基本的対策をあらためて意識し、実行するよう注意を喚起するとともに、協力を強く求めた。県が沖縄本島に感染拡大警報を発令する中、市内の一週間の新規陽性者は人口10万人当たり900人を超えており、特に40代以下、10代及び10歳未満の感染が増えており、大型連休明けの急拡大に警戒感を示した。

 座喜味市長は、子どもから家庭内感染が広がっているとし、室内換気など対策の徹底と検温など健康観察や症状がある場合に外出を控えるよう求めた。また、会食などは4人以下、3密回避、2時間以内とし、商業・集客施設、飲食店などに対して感染防止を徹底するよう呼び掛けた。
 市内の感染状況は重症者がおらず、入院中も中等症か軽症で病床使用率も低い状況にあると指摘する一方、重症化リスクの高い高齢者に感染を広げないよう、接する場合に感染リスクの高い行動を避けることを強調した。
 来島者には、体調不良の場合の中止か延期の検討、来島前のワクチン3回目接種かPCR検査受検による陰性確認、島内でのマスク着用など基本的な感染対策を強く求めた。空港や市内などでの無料PCR検査は5月31日まで延長され、連休中の検査会場は県や市のホームページに掲載した。
 市のコロナ電話相談室(72・4788)は連休中、29日と30日、5月3日と4日は午前中に開設しており、発熱や感染に関する不安などがある場合は連絡するよう呼び掛けている。また、同市は就学前の乳幼児が感染し、自宅療養した場合は食料支援を実施。症状や要請に応じて対応する方針を示している。
 大城裕子教育長は10代及び10歳未満で感染者が増加している状況を踏まえ、あらためて家庭内での健康観察や感染対策を徹底するよう呼び掛けた。
 市内で3回目のワクチン接種率が低い状況を踏まえて座喜味市長は「早めることが必要。ファイザー、モデルナのいずれを接種するかは市民の選択だが、接種率を上げる工夫をしたい」と述べた。

関連記事一覧