パルスオキシメーターの返却ボックス
=宮古保健所玄関前
宮古保健所「忘れずに返却を」パルスオキシメーター
宮古保健所は新型コロナウイルス感染症の自宅療養者に貸し出しているパルスオキシメーターの返却忘れ等があり、現在は感染拡大を受けて不足していることから、次の自宅療養者の貸し出しに支障が出ているため返却に理解と協力を求めている。同保健所玄関前に返却ボックスを設置している。問い合わせ先は健康推進班(73・5074)。
同保健所には約1000個のパルスオキシメーターがあるが、通常9割だった返却率が今は6割程になっている。市内の感染者数増加に伴い先週から足りなくなっており、「今後は優先度を決めて貸さないといけない状況」だという。
同健康推進班は療養解除から3日後には返却するよう求めており、「感染拡大で貸し出し数が増えている。療養期間が終わったら忘れずに速やかに返却してほしい」と呼び掛ける。
パルスオキシメーターは「血液中に酸素がどれだけ含まれているか」を意味する血中酸素飽和度を測定する機器で、重症化のリスクを早期発見することができる。県では安心して自宅療養ができるよう無償で貸し出している。