新型コロナ 市98人、県内1547人
【那覇支局】県は19日、宮古島市で新たに98人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。90人以上の感染者が確認されたのは1月13日の109人以来、96日ぶり。累計は4861人。多良間村は21日連続のゼロ。累計76人。県内では新たに1547人の感染が確認された。火曜日発表としては最多だった12日の1509人を38人上回り、最多を更新した。累計14万5767人。
市内患者は10歳未満から80代の男女。前週同曜日の69人と比べると29人増加した。3日連続で前週の同曜日を上回った。推定感染経路は52人が明らかになっていない。年代別では10歳未満の22人が最多で30代19人、20代17人が続く。職業別では小学生の19人が最多でサービス業10人、会社員8人、中学生、公務員の各7人が続く。確認中は12人。1週間当たりの人口10万人当たりでは695.65人。
宮古地区の入院中2人、宮古病院2人(中等症1人、軽症1人)。病床使用率は3.0%。宿泊施設療養中27人、自宅療養中264人、入院調整中147人。
県の宮里義久感染対策統括監は宮古の状況について「感染者の増加に何か特徴はみられないが、依然として病床使用率は低く抑えられている。3回目のワクチン接種率が高いことが重症化を予防し、軽症や無症状につながっていると考えられる」と話した。
県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週の同じ曜日を38人上回った。年代別では10代が最多。県基準の重症者は2日連続ゼロ。
宮里統括監は「前週比でみると、1.07倍となっており、以前の1・10倍と比べて緩やかではあるが、拡大傾向が抑えられつつある。子どもの感染が依然として目立つ」と話した。
前日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数636・31人は25日連続で全国ワースト。全国平均は255.22人。