ランコースで清掃活動を行う参加者たち
=17日、平良中休
宮古島トライアスロンクラブ 大会再開向けコース清掃
宮古島トライアスロンクラブ(村吉重信会長)は17日、トライアスロン宮古島大会ランコースの清掃を行った。新型コロナ感染症の影響のため3年連続で開催されない中、参加した会員たちは大会の再開に向けて清掃活動に取り組んだ。
コース清掃は毎年恒例となっており、村吉会長は「自分たちが走るコースをきれいにすることが目的だが、今回は大会の復活に向けたアピール。コロナで競技会ができない状況であり、集まって活動することで意欲を高められれば。いつかみんなで走れるようにきれいにしたい」と話した。
清掃はランコースとなる城辺線の6カ所合計15.7㌔㍍で行われ、参加者たちは班に分かれて担当するコースの歩道などに落ちているゴミを拾い集めた。
平良中休で清掃を行っていた牧野星さん(51)は宮古島大会出場のため昨年7月に東京から移住。「クラブのメンバーと交流して仲間が増え、充実した練習ができている」と先月開催されたアイアンマンフィリピンの年代別部門では1位に。「大会がない時でもみんなで宮古のトライアスロンの熱を絶やさないようにいろんな活動で盛り上げたい」と汗を流していた。