雑貨や衣類など、多数のリユース品が展示されている =クリーンセンタープラザ棟

プラザ棟21年度実績、持ち込み持ち帰り増加

 宮古島市クリーンセンタープラザ棟は15日、2021年度の施設利用実績を発表した。コロナ禍の緊急事態宣言などの影響で4カ月近い臨時休館があったものの、リユース品の持ち込み、持ち帰りともに20年度を上回った。施設は一度の持ち込みは段ボール箱や大きめの袋1、2個にし、できるだけ午後4時までに訪問するよう呼び掛けている。

 コロナによる臨時休館は5月23日から9月13日まで115日間に及んだ。休館日などを除く開館日数は195日間。
 臨時休館日数は前年度の94日間より長かったが、来館者数1万6213人(前年度1万4149人)、リユース品持込み5万2349個(同4万2055個)、持ち帰り3万7825個(同2万4132個)といずれも前年度実績を上回った。
 ベビーフェアなどの入札・貸出なども含めた再利用率は72・7%。こちらも前年度の58%を大きく上回り、不要なものの持込みだけでなく再利用の定着も進んでいる。
 同施設では状態が悪く譲り渡しができないものは引き取っていないため、大量に持ち込むと検品に時間がかかることがある。持ち込み個数の制限はしていないが、一度の持ち込みは箱や服を1、2個にとどめ、大量にある場合は複数回に分けるよう協力を呼び掛けている。また、持ち込みはできるだけ午後4時までにしてほしいという。

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