前川会長(左)や仲宗根署長(同3人目)らが特殊詐欺防止の啓発活動を行った
=沖縄銀行
年金支給日に呼び掛け 宮古島署と防犯協会
宮古島警察署(仲宗根宗信署長)と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)は年金支給日の15日、沖縄銀行宮古支店前で、特殊詐欺被害の未然防止を図るための広報啓発活動を実施。シーサーみやこ君とともに銀行を訪れた市民に声かけをし、チラシなどを配布した。
県内では、高齢者を狙った架空請求詐欺や還付金詐欺などの発生が後を断たず、特殊詐欺に関する相談も相次いでいるという。
仲宗根署長は「オレオレ詐欺などの特殊詐欺は高齢者が被害に遭いやすいのが特徴で、対策が喫緊の課題となっている」と活動の意図を説明。また、「2022年に宮古島警察署管内で詐欺事件は発生していないが、儲け話や投資など、詐欺ではないかと疑われる事例の相談はある。事件発生を未然に防ぐための取り組みが必要」と述べた。
前川会長は「事件事故が1件でも減るよう、地域の皆さんとともに、地域の皆さんが泣き寝入りしないよう頑張ろう」と呼び掛けた。