2回に勝ち越しのホームを踏み、ナインに迎え入れられる川根②と新里(竜正)⑬
=1日、アトムホームスタジアム宜野湾
宮古2年ぶりに4強 県春季高校野球準々決勝
【那覇支局】第69回県高校野球春季大会(主催・県高野連)の第9日が1日、県内各地で行われ、宮古が日本ウエルネス沖縄とアトムホームスタジアム宜野湾で準々決勝を戦い、6対1で勝利し、ベスト4進出を決めた。宮古は初回に連打を浴び先制を許すが、2回に3点を奪い、逆転に成功。3回と5回にも追加点を挙げ、相手の反撃を許さず、勝利を掴んだ。宮古の4強進出は2年ぶり4回目となる。準決勝は2日に沖縄尚学とアグレスタジアム北谷で対戦する。
宮古は初回、連打を浴び先制を許すが、2回に四死球で貯めたランナーを7番砂川竜之介が犠飛で同点、1番砂川拓也が二塁打を放ち、2点を勝ち越し逆転に成功。3回には相手のタイムリーエラー、5回にも連打で追加点を挙げ、試合を優位に進めた。投手の沖勇作は6安打を浴びながらも要所を締めて9回を1失点に抑え、チームを準決勝戦へと導いた。
試合結果は次の通り。
▽準々決勝
ウエルネス沖縄
100000000|1
03102000×|6
宮古
(ウ)小橋川、安里、上原、山内、池間―新城
(宮)沖―川根
▽二塁打=大石(ウ)、沖、砂川(拓)(宮)
宮古の平良栄二監督
「試合ごとに課題をクリアして選手が成長している。相手どうこうではなく、自分たちの野球をやっていく。明日以降も経験をさらに積み重ねるために頑張っていく」
砂川竜之介主将
「先制点を取られたが、まずは同点を目標に攻撃を考えた。良い所で打順が回って来て、チームに貢献できたのは良かった。次戦も当たり前のことをしっかりやって戦いたい」