宮古保健所構内に植栽されたデイゴの花が満開となった
=平良東仲宗根
官公庁などきょうから新年度スタート
〇…きょうから4月。官公庁や民間企業は2022年度の新たな業務がはじまり、新採用の職員や社員が社会人としての一歩を踏み出す。宮古島市は新型コロナウイルス感染症発生から2年目の年度始めとなるが、第7波が懸念されるなど収束の見えない不安な状況がまだ続きそうな気配だ。
〇…宮古島市及び多良間村、県教育庁宮古教育事務所、国や県の出先機関では1日、辞令交付式が行われ、対象職員らが異動先の職場で新たな業務に就く。中学校及び高校は7日、ほとんどの小学校が8日に入学式を予定する。児童生徒が夢と希望を胸に新たな学校生活をスタートさせる。
〇…成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、不妊治療の医療保険適用、公的年金額が4月分から0・4%引き下げられるなど国民生活に関わる社会制度が変わる。チーズや家庭用食用油などの食品、ティッシュやトイレットペーパーなどの出荷価格が引き上げられる。スプーンなど12種の使い捨てプラスチック製品の削減対策が企業に義務付けられる。
〇…沖縄では春分から梅雨入り前の初夏までの季節を「うりずん」と称する。陽気な天候が続く中、県の花で宮古島市の花木に指定される落葉高木のデイゴ(マメ科)の真っ赤な花が各地で満開となった。平良東仲宗根の県宮古保健所のデイゴの木は枝ぶりがよく、3月中旬ごろから見ごろとなっている。