宮古島市、11小学校で436人が卒業
宮古島市立小学校11校の卒業式(伊良部島は修了式)が23日、一斉に行われ、合計436人が6年間過ごした学び舎を巣立った。各校では父母や教職員が見守る中、卒業証書授与やあいさつ、答辞などが行われ、児童らが緊張した表情で臨んだ。
平良第一小学校(佐久本聡校長)の卒業式は同校体育館で行われ、73人の児童(男子35人、女子38人)が仲間たちと過ごした学び舎を巣立った。
卒業証書を手渡した佐久本校長は「6年間のさまざまな経験はみなさんを大きく成長させてくれたことでしょう。これからも自らの可能性、夢の実現に向け自信を持って堂々と羽ばたいて下さい」と激励した。
門出の言葉で卒業生たちは、「中学校へ行っても先生の教え、両親への感謝、仲間との絆を胸に、目標に向かってしっかり歩んでいきます」と晴れやかな表情を見せた。
在校生の粟國玖楽々(くらら)さんは「中学校に行っても輝く未来に向かって夢を持って頑張って下さい」と、新たなスタートラインに立つ卒業生にエールを送った。
このほか6年間皆出席の大城優菜さんに賞状が贈られた。