レリーフを製作した3年生ら
=城東中
城東中1期卒の3年生 校歌レリーフが完成
市立城東中学校(比嘉豊樹校長)の1期卒となる3年生らが手作りで製作した校歌レリーフが10日完成し、お披露目会が行われた。13日の卒業式までに体育館に設置され、後輩たちに受け継がれていく。
レリーフは約400枚の木製プレートからなり、3年生らが1カ月半ほどかけて製作したという。生徒らは手分けして彫刻刀でプレートを削り、無地の状態から歌詞や色鮮やかな校章を銘板に浮き上がらせた。
3年生らを代表し平良大和さんと砂川美咲さんが「1期卒ならではの素晴らしい体験。後輩たちに残す物ができて良かった」と笑顔で話した。
比嘉校長は「卒業生が学校に何か残せないものがないかと考えた。開校時から校歌銘板がなかったので、良い思い出になったと思う。」と目を細めた。13日の卒業式でレリーフの除幕式を行う。