制作する村山さん親子 =宮古青少年の家

海ごみで作品づくり

宮古青少年の家で5日、海のごみを利用して作品を制作する「海ごみクラフト」が開催された。親子5組が参加し、参加した親子らは集められた海ごみを利用して工作を楽しんだ。

 イベントは39回目。例年は参加者自らが拾った海ごみを使用するが、感染予防の観点からイベント時間短縮のため職員が収集、洗浄したごみを使用した。
 親子らは大きさや色別に分けられたごみを手に、作品のイメージを膨らませた。
 平良西辺の村山華摘さん、優央君親子はゴジラと蝶を制作し、「息子は今日が楽しみで早起きしていた。外で遊べないので、後日のイベントにも全部申し込んでいる」と笑顔だった。
 制作が進むと海面を飛ぶイルカや似顔絵など個性的な作品が徐々に浮かび上がり、完成品を持ち帰った。
 同施設の島尻正俊所長は「ゴミでもアイデア次第で色々な事ができる。自由な発想で楽しんでほしい」と親子らに話した。

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