21年度一般会計補正予算を審査する総務財政委員会 =市議会全員協議会室

市ふるさと納税 21年度8億円見込む

 宮古島市議会3月定例会は4日、先議の2021年度一般会計及び特別会計の補正予算案を総務財政、経済工務、文教社会の3常任委員会で審査した。総務財政(下地茜委員長)で垣花和彦企画政策部長は、ふるさと納税寄付金(昨年12月末現在)で7億7110万円を補正計上したことに関連し、ことし3月末までの21年度寄付額が8億円超の過去最高となると明らかにした。

 ふるさと納税コース別は2月末現在で▽エコアイランド=2億537万円▽スポーツアイランド=3221万円▽子育て=1億8095万円▽人材育成=4736万円▽がんずぅ(健康)=719万円▽芸術・文化振興=1633万▽市長にお任せ=3億1143万円―に上るという。
 今回の補正で国仲英樹財政課長は、20年度決算剰余金繰越で、財政調整基金に4億8310万円、減債基金に7億1156万円の計11億9466万円、さらに基金費として庁舎等建設基金積立金に5億円をそれぞれ計上したと説明した。
 同委員会は経済工務委員会でサトウキビ生産農家にトン当たり500円を給付する収穫管理支援事業費をめぐって結論を持ち越したため、同日の補正予算に関する採決を見送った。

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