新型コロナ 宮古島市新たに19人
【那覇支局】県は22日、宮古島市で新たに19人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。10日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。累計は3536人。県内では新たに674人の感染が確認された。累計9万5939人。25日連続で1000人を下回った。県は同日、新たに1人の死亡を発表した。累計423人。「第6波」の死者は25人となった。
市内患者は10歳未満から60代の男女。推定感染経路は15人が明らかになっていない。年代別では40代6人が最多で、60代4人、10歳未満、10代、30代、50代の各2人が続いている。職業別では販売業4人が最多で、無職3人、サービス業、会社員が各2人。確認中は2人。1週間当たりの人口10万人当たりでは139・13人。
市の入院中12人は宮古病院10人(中等症3人、軽症7人)、民間病院2人(軽症2人)。宮古地区の確保病床は67床。宿泊施設療養中15人、自宅療養中42人、入院調整中65人となっている。
県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。年代別では10歳未満が最多。県基準で重症者は1月16日以来、37日ぶりのゼロ。死亡が確認されたのは那覇市の90代女性。
県の糸数公医療技監は今後の見通しについて「少しずつ減少していくとみられるが、人の移動が激しくなる3月後半から若者を中心に感染の波が来ると想定される。その時までに高齢者の3回目のワクチン接種者を増やすことが大切であると考えている」と話した。
全国と比較可能な前日時点の直近1週間当たり新規感染者数287.65は全国18位と改善した。
当日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数284.49人は県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(42.5%)、重症者用病床使用率(24.5%)もレベル2。