家族で休日を楽しむ市民 =市熱帯植物園

市民、感染拡大警戒

昼頃から久しぶりの晴れ間がのぞいた11日、市内の公園などでは休日を楽しむ親子連れの姿も見られたが、家族以外では集まらないようにしているなど、新型コロナの感染再拡大を警戒している声が多く聞かれた。

 市の公式LINEで毎日感染者数を確認しているという40代男性は「ちょうど解除された直後から1日の新規陽性者が増え始めた。適切なタイミングではなかったと思うし、全く安心していない」と述べた。
 2人の子を連れて公園に来ていた30代女性は、年始に島外から来た親戚と集まりを開いたらクラスターが発生してしまったという。「医療従事者などで仕事ができなくて困ったし、とても怖かった。十六日祭もそれぞれでお墓に行くだけにする予定。外出は子どもを公園に連れてくるだけで、外食などもしていない」と強い警戒感を語った。
 市熱帯植物園ではキャッチボールなどを楽しむ家族がいたが、「子どもが家に閉じこもってばかりでもいけないが、人のいないところに出掛けるようにしている」と話した。

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