企画では市内全ての酒造メーカーの泡盛を扱う

宮古島泡盛でガチャ

 泡盛の久米仙酒造(那覇市、比嘉洋一代表)は1日から、業界横断企画として宮古島市内6酒造の泡盛セット「泡盛ガチャ」を予約販売している。1万円で最高3万円相当が当たる300セットを販売する。28日までだが売り切れ次第終了。コロナ禍で観光業が低迷する中、泡盛業界を盛り上げるため企画した。期間中は同社のホームページでオトーリなど宮古島の酒文化なども発信する。

 「ガチャ」は「ガチャポン」の略、開けるまで中身がわからない福引のこと。今回のテーマは宮古島で泡盛ガチャとしては第二弾。菊之露、多良川、沖之光、池間、宮の華、渡久山の市内全酒造に声を掛け実現した。島外では手に入りづらい珍しく美味しい酒が当たるとしている。
 300セットのうち3万円相当のA賞は10セット。最低でも1万1000円相当のE賞が当たる。8年、10年古酒などインターネットなどでプレミア価格となっているものも含め、全てメーカーの適正価格、希望小売価格で算出する。
 久米仙の担当者は3日、「宮古島の酒文化は泡盛好きにとって大変魅力的なもの。オトーリで磨かれた味が美味しくないはずがない。宮古島を発信することで泡盛業界を盛り上げたい」と語った。

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