新型コロナ 宮古島市新たに16人
【那覇支局】県は2日、宮古島市で新たに16人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。3日連続で前週の同じ曜日を下回った。累計は3244人。県内では新たに784人の感染が確認された。累計8万4327人。9日連続で前週の同じ曜日を下回った。5日連続で1000人台を下回った。県は同日、新たに3人の死亡が確認されたと発表した。累計405人。「第6波」の死亡者は累計7人。
市内患者は10歳未満から70代までの男女。前週の33人と比べると17人下回った。年齢別では20代の4人が最多で10代、30代の各3人、10歳未満、40代の各2人と続いている。50代はゼロ。推定感染経路は11人が明らかになっていない。職業別ではサービス業3人が最多で次いで介護従事者2人となっている。確認中は3人。1週間当たりの人口10万人当たりでは210.53人。
市の入院中28人は宮古病院8人(中等症4人、軽症3人、無症状1人)、民間病院20人(中等症3人、軽症17人)。宿泊施設療養中23人、自宅療養中81人、入院調整中55人となっている。
県の糸数公医療技監は宮古地区のまん延防止等重点措置の早期解除について、「宮古の状況については情報を集めている段階。県が設定した目安に近づいている基準もあるので、自治体や保健所からの意見を聞いて解除できるかを検討している。3日の対策本部会議までに色々と情報を集めていきたい」と話した。
県内患者は10歳未満から90代の男女。前週の1256人と比べ38%減少した。年代別では10歳未満が最多。県基準で重症者は5人。新たに死亡が確認されたのは中部保健所管内の90代の男女と那覇市の90代の女性。
全国と比較可能な前日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数433.70人は全国9位に改善した。全国平均424.18人の水準に近付いている。
当日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数401.92人は県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(67.0%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(31.0%)はレベル2。