大空に舞う凧たち=前福多目的運動広場
親子で凧揚げ 明るい1年願う
宮古ライオンズクラブ(平戸新也会長)は10日、前福多目的運動場で第31回新春親子凧揚げ大会を開催した。約30組90人の家族がそれぞれ手作りの凧を持ち寄り、久しぶりの陽気の中で凧揚げを楽しんだ。
大会では参加者から「難しいけど上がったら楽しい」、「風に乗って一緒に飛んでいる気持ちになれる」などの声が聞かれ、楽しむ様子が見られた。
平戸会長は「コロナの影響で凧作り教室も開催できず参加者が集まるか心配だったが、天気も良くなり盛況で良かった。30年を超える伝統ある行事なので、これからも継承していきたい」と大会の成功を喜んだ。
凧のデザインや凧揚げの技術などの表彰も行われ、祖父と一緒に作ったという鬼滅の刃柄の凧で参加した下地亮伍君(6)が最優秀賞に輝いた。下地君は「来年も参加してもう1回1位になりたい」と笑顔を見せた。
川満正人実行委員長の「凧揚げのように上を見上げて明るい1年にしよう」との呼びかけで大会は締めくくられた。