芦田愛菜に自閉スペクトラム症の弁護士役は務まるのか フジの韓流ドラマリメークで難役に挑戦
俳優の芦田愛菜が、10月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「南田南弁護士は天才肌」で主演を務めることが25日に発表された。韓国の人気ドラマのリメーク作品ということもあり、話題となっている。
同作は、2022年に韓国で放送された大ヒットドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のリメーク作品だ。Netflixで配信されると、日本だけではなく世界的にヒットした。自閉スペクトラム症の新人弁護士が、驚異的な記憶力を武器に、あらゆる事件に挑んでいく物語となっている。
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「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の主演を務めたパク・ウンビンの演技は日本でも評価され、人気が急上昇。2022年に東京・府中の森芸術劇場どりーむホールで開催されたファンミーティングには、昼夜2公演で約4000人の観客が訪れた。
自閉スペクトラム症とは、「社会的なコミュニケーションが困難」「空間・人・特定の行動に強いこだわりがある」といった特性が見られる発達障害のひとつだ。日本自閉症協会によれば、自閉スペクトラム症は、約20~40人に1人は存在する可能性があるという。
自閉症を取り扱った作品は過去にも存在する。大きな話題となったのは、1988年に公開されたアメリカ映画「レインマン」だ。ダスティン・ホフマンが演じた自閉症の男性は、人とのコミュニケーションが非常に苦手という障害があった。
また、映画の中で電話帳の人名と電話番号を暗記してしまうという驚異的な記憶力などが紹介され、自閉症の認知度が一気に広がった。この難役を演じきったダスティン・ホフマンは、アカデミー主演男優賞を受賞。映画の撮影に入る前に施設を訪れ、直接、自閉症の人たちと触れ合って役作りをしたという。
一方で、「自閉症の人は特別な才能を持っている」という固定観念も広まった。今回の発表でも、「特別な才能がある設定やめてほしい」といった指摘が相次いでいる。「自閉症=天才、特別な才能を持っている」といった風潮があったが、実際は一握りであるようだ。
「南田南弁護士は天才肌」の公式サイトでは、同作について「自閉スペクトラム症の新人弁護士が社会という大海原へと乗り出し、さまざまな壁にぶつかりながらも、独自の視点とひらめきで数々の難題に挑むハートフルドラマ」などと紹介している。
自閉スペクトラム症の弁護士という難しい役柄を、子役時代からキャリアを積み重ねてきた芦田はどう演じるのか。話題づくりのために安易に障害を持ち出すことは決してあってはならない。放送開始後も注目されそうだ。






