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熊本地震、大型商業施設でガス爆発の衝撃 過去には店舗がなくなるほどの事故事例も

再び熊本県内を大きな地震が襲った。28日午後、熊本県で最大震度7の地震が発生し、嘉島町の大型商業施設「イオンモール熊本」では、地震後に爆発事故が起きた。死者が出るなど深刻な被害が生じている。

爆発事故は、地震から1時間以上経ってから発生。2階部分が崩落するなどして、29日21時時点で5人の死亡が確認されている。原因として、破損した配管からガスが漏れたことが指摘されているが、詳細はまだ分かっていない。

ただ、同日に記者会見を行った木原稔官房長官は「原因は調査中」とした上で、「消防、警察による捜索時、建物内でガス臭がしたという報告が入っている」とコメントしている。同日、イオンの吉田昭夫社長も会見を開催。「ご遺族の皆様に深く、深くおわび申し上げます」などと謝罪した。爆発事故については「想定できなかった」と語った。

ガス爆発事故は、過去にもたびたび起きている。1980年、静岡県静岡市にある地下街で爆発が発生。消防士や通行人など15人が死亡し、223人が重軽傷を負った。2007年には、東京都渋谷区にある温泉施設「渋谷松濤温泉シエスパ」で爆発が起きた。従業員の女性3人が死亡、通行人を含む8人が重軽傷を負った。

近年では、2020年に福島県郡山市の飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜」でガス爆発が発生。当時改装中だったため客はいなかったが、1人が死亡し、19人が重軽傷を負った。店舗が跡形もなく消えてしまうほど爆発は激しく、周辺にある住宅や事業所など約200棟に被害が及んだ。

今回の爆発事故については、場所が大型商業施設ということもあり、国民に与えた衝撃は大きかった。イオングループは生活インフラとして機能しており、災害が起きた際は一時避難場所となっていることも多い。安全であるはずの場所で発生したこともあり、SNSには不安や原因究明を訴える声が多く寄せられている。

日本では、南海トラフ地震や首都直下地震など、今後懸念されている災害は多い。再発を防止するためにも、対策を急ぐ必要がある。

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