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凶器としての「ワサビ」無理やり食べさせると「暴行罪」成立で逮捕も

5日、島根県浜田市の浜田海上保安部は、鳥取県岩美町内の会社が所有する漁船の乗組員3人を共同暴行の罪で逮捕および送検したと発表した。

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報道によると、乗組員3人は今年1月25日22時前後に船内で、19歳の技能実習生の顔面にワサビのようなものを塗り、腹などを蹴るなど暴行を行った疑いが持たれている。

暴行の模様は加害者側のスマートフォンに録画されており、この動画が逮捕の決め手になったという。

今回、各種報道では殴る蹴るの暴行以上に「顔面にワサビを塗る」という行為が特にクローズアップされて報じられており、SNSなどでは「陰湿すぎる」「あまりに卑劣な犯行」といった声が相次いでいる。

ワサビは当然、食べ物ではあるが、嫌がらせや罰ゲームなどに使用すると暴行罪が成立することがあり、本事件以外にも凶器として使用された例は存在する。

2016年、東京都北区赤羽の保育ルームにて、保育士の男性が4歳の男児にワサビを塗った唐揚げを無理やり食べさせたとして暴行罪で逮捕されたという事件が発生した。

報道によると問題の保育士は「どんな反応を示すのか遊び半分でワサビ付きの唐揚げを食べさせた」とのことで、その様子はスマートフォンで動画撮影されたとされる。

また、2021年には長崎県大村市にある陸上自衛隊大村駐屯地にてワサビを使った「シゴキ」が行われ、加害者の自衛隊員が停職1カ月の処分となる事件が発生した。報道によると、同駐屯地に勤務する2等陸尉が部下隊員の教育中、「眠気覚まし」と称し居眠りをした隊員に大量のワサビを食べさせたという。

この際、相当量のワサビを食べさせたのか部下隊員は全治5日を要する急性胃炎となってしまったという。急性胃炎自体は死亡率の低い病気ではあるが、内臓がダメージを受けると吐血や下血が生じ、健康が害されるなどの影響が懸念される。

ワサビは、刺激物であるため大量に食べると内臓にダメージを与えることにつながるため、時と場合によっては、このように罰ゲーム的な意味合いであっても「暴行罪」ないしは社会的制裁が加えられるなど危険な凶器となりうるのだ。

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