市政20年、声を聴く力試す 市議会一般質問 市長「説明し対話する場が重要」
市議会(平良和彦議長)の12月定例会の一般質問三日目が12日、本会議場で開かれ、富浜靖雄、下地茜、平良恵泰、狩俣勝成の4氏が登壇。
市議会(平良和彦議長)の12月定例会の一般質問三日目が12日、本会議場で開かれ、富浜靖雄、下地茜、平良恵泰、狩俣勝成の4氏が登壇。
一般質問に立った平良恵泰氏は、市の基幹産業である農業、地域資源の活用、港湾整備の三点を柱に、市の現状と今後の方向性をただした。
下地茜氏は離島医療体制について質問した。
富浜靖雄氏は放課後児童クラブの入所について質問した。市当局は「待機児童は10月1日時点の調査では34人で全てが平良地区の校区内。
質問に立った狩俣勝成氏は市政課題を質した。景観計画の見直しや公共施設整備、農畜産業の振興、環境衛生など市民生活に密接する事項について、市の対応と今後の方向性をただした。
大城仁氏は空き家対策や住宅供給、医療人材確保、教育支援の課題を取り上げ、市が抱える定住環境整備の遅れに強い懸念を示し、環境の充実を総合的に求め「地域の将来像に直結する課題だ」と訴えた。
質問に立った砂川浩平氏は市職員の働き方改革や地域資源を生かした観光振興、幽霊人口対策など市政全般を質した。
仲間誉人氏は、農業・漁業・福祉・教育・道路管理など幅広い課題を取り上げ、市の現状と今後の対応方針をただした。
市議会(平良和彦議長)12月定例会の一般質問二日目となった11日は仲間誉人、前里光健、砂川浩平、大城仁の4氏が質問に立った。
11日の定例会一般質問後に追加議案を審議し、文教社会委員会(下地信男委員長)へ付託された補正予算案では、国の物価高騰対策交付金を活用し、高校生までを対象としたインフルエンザワクチンの無料接種(市民生活部所管)、「子育て応援手当」として1人当たり一律2万円を給付する事業(こども家庭局所管)も盛り込まれた。