来年度は季節性で実施 コロナワクチン

 厚生労働省は2023年度の新型コロナワクチン接種について、季節性で実施することを示している。65歳以上の高齢者は春と秋の2回、65歳以下の人は9月以降の1回、これまで通り自己負担なしで受けることができる。現在行っている12歳以上が対象の追加接種は、5月7日で終了する。  新型コロナは年末年始に流行する傾向があるため、9月から年末までの間に、5歳以上で1・2回目の初回接種を終えたすべての人を対象にした接種を行う。使用ワクチンは検討中。  高齢者など重症化リスクが高い人については、ワクチンの効果や持続期間を踏まえて、春から夏の期間に1回追加することが望ましいと判断した。ワクチンの重症化予防効果が高齢者の場合、6カ月程度で低下するとの報告があるという。接種は義務ではなく個人の判断によるもの。  現行の追加接種に関して、市役所で実施していた集団接種は19日に終了したが、市内17の民間医療機関が個別接種を受け付けている。これから1・2回目に接種を希望する人は、市ワクチン予約センター(79・7829)に問合わせを。