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GMO熊谷氏への批判は「たたきすぎ」なのか しばらく収まる気配がない理由とは…

2日に行われたGMOの熊谷正寿会長兼社長の記者会見について、ネット上では批判する声と擁護の声の両方が錯綜(さくそう)する事態となっている。

SNS上では「なぜここまでたたかれるのか」と疑問を呈する声がある一方、「問題は涙ではなく、事前のぜい弱性への対応と説明だ」とする反論も出ている。

熊谷氏は会見で時に涙を流しながら自身の責任について語ったり、人生を「命の砂時計」という言葉で例えたりなどし、大きな反響を集めた。

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会見後、SNSでは同氏のこれまでのインターネット事業に対する貢献を評価する声や、そもそも不正アクセスを受けた被害者であることから「補償するのだからいいのではないか」などという主張もある。また、GMOも不正なFX取引による直接の損害を全額補償する方針を示しているため、「実質的に(被害者の)損害は少ないのでは」という指摘もある。

GMOが今回批判を浴びることになった最大の理由は「問題を防げたのではないか」ということだろう。実際、2024年4月にグループ内の専門会社からシステム上の課題を指摘され、その後4回の緊急メンテナンスを実施したものの、十分な対策につなげられなかったと説明しているからだ。

また、熊谷氏自身にその報告が上がっておらず、「事件後に知った」と説明していることから、グループ内の情報共有体制そのものに対する疑問も残る。

GMO側はFX取引による直接の損害は補償するとしているものの、犯人側が個人情報を流出させても、支払われるのは数万円程度だという。すでに、家族に関する情報までネット上で公開された人がいる以上、「数万円の支払いで解決できる問題」ではなくなっているともいえる。

会見では、熊谷氏自身の経営理念やインターネットへの思い、AIによる脅威を語ったことについて、被害者や利用者に寄り添ったものだったのかという指摘や、同席した社員をその場で叱責(しっせき)するような場面もあり、「パワハラなのではないか」という声も多く寄せられている。

何よりも被害が続々と報告されるなか、このタイミングで会見を開いたことについても疑問符が付く。GMOに対する批判は今後も収まる気配がないだろう。

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