靖国神社が「コスプレ」による参拝を禁止 過去には「怖くて参拝出来ない」という声も
7日、東京都千代田区の靖国神社は「境内における服装等に関するお願い」と題する投稿を公開した。
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投稿には「境内におけるコスプレ衣装着用の禁止」「境内における軍装(軍服・軍事装具等)の着用の禁止」の2点が掲載された。
靖国神社によると、「靖國神社は、国のために尊い命を捧げられた英霊をお慰めし、そのご神霊をお祀りする厳粛な神聖なる場所」であり「平穏な環境のもとで心静かにご参拝いただけますよう」とのことで、コスプレなど派手な格好での参拝はふさわしくないとしている。
今回、靖国神社が「コスプレ禁止」という告示を行ったことについて、一部では「一時期、境内がコスプレ大会になっていた」、またコスプレのなかには模造刀を所持している人も多いため「危ない」「怖くて参拝出来ない」という苦情があったため、とされている。
毎年、8月15日の終戦記念日前後に靖国神社へ参拝すると境内には、旧日本軍のコスプレをした男性や、軍歌を熱唱している集団などが目に付く。
靖国神社は、創建当初は「東京招魂社」といい、幕末から明治時代初期にかけて勃発した戊辰戦争、佐賀の乱、西南戦争といった内戦の被害者を慰めるために創建された。その後、東京招魂社は靖国神社と名前を変え日本は二度の世界大戦を体験し「太平洋戦争被害者を祀る神社」というイメージが付いているが、本当は近代日本で発生した戦争の被害者すべてを祀る神社であり、軍歌を歌って騒いだり、コスプレで盛り上がるのはやはり解釈違いと言えるだろう。
今回、終戦から81年という時期に「コスプレ禁止」を打ち出したのは、既に従軍経験者の多くが鬼籍に入ったこと、軍服姿で出歩く人は確実に「コスプレ」と判断できる時代になったことで、以前から問題になっていたコスプレ参拝に対し正式に禁止することにしたと思われる。






