海の事故や危険から身守ろう 宮古総実高で安全講習 海保職員招き1年生ら救命法など学ぶ
宮古総合実業高校で6日、宮古島海上保安部の職員らを講師に招いた安全講習会が開かれた。参加した食と環境科フードクリエイトコースの1年生20人は、次週に控えたサンゴ観察会を前に、海での安全について知識を付けるために実施。海の危険生物であるハブクラゲに刺されたときの対応や離岸流、事故に遭った時の「118番」通報の流れの説明を聞いたほか、心肺蘇生法の救命講習を体験し、海での安全管理について知識を深めた。
講習では、同保安部交通課の比嘉和貴さんや警備救難課の村吉政太さんらが講師を務めた。ハブクラゲ刺症事故発生時の対応は、海からすぐに上がりハブクラゲ刺症かどうか確認し、強い痛みやミミズ腫れなどがあればハブクラゲに刺された可能性が大きいとして応急処置では、「患部の触手に酢をたっぷりかけ、そっと触手をはがす。痛みがあれば冷水や氷で冷やす」などと説明した。
海岸に打ち寄せた波が沖に戻る際に発生する強い流れの離岸流の危険性についても解説し、「もし流されたらパニックにならず落ち着き、可能であればまわりの人に流されていることを知らせる」「岸と平行に泳ぎ、沖向きの流れを感じなくなったら岸に向かって泳ぐこと」などをアドバイスした。
また、海上における事件・事故の緊急通報用電話番号「118番」については、海上保安庁につながることや、携帯電話や一般加入電話、船舶電話から通報可能との仕組みを解説した上で、「皆さんが海の事故に遭遇した、または目撃したら『118番』通報してほしい」と呼び掛けた。
救命講習では、心肺蘇生法の手順を実戦形式で学習。心配蘇生法の手順は
▽周囲の安全確認(倒れている人がいる場所の安全確認)
▽反応と呼吸の確認
▽助けを呼ぶ(大声で助けを求め、119番に通報しAED手配)
▽胸骨圧迫
▽人工呼吸
▽救急車に引き継ぐまで続ける
―といった一連の流れを説明。生徒たちは人形を使い、手順を一つずつ確かめながら真剣な表情で胸骨圧迫などの実技に取り組んでいた。



