島の恵み、地産の味届け 女性8人が笑顔で抽選会 みゃ~くぬ肉ふぁいみ~る
市農林水産部畜産課は6日、市役所で市制施行20周年記念事業の一環となる「みゃ~くぬ肉ふぁいみ~る抽選会」を開催した。抽選には、宮古島の畜産に携わる女性8人がプレゼンターとして参加。畜産に関するクイズの全問正解者2013人の中から、抽選により当選した200人に宮古島産の牛・豚・山羊の豪華お肉セット(4人前相当)が贈られる。応募総数は2177件、正解率は92%と高水準だったという。
抽選会は、市役所畜産課が進める地産地消推進の一環で、宮古の畜産物の魅力を広く知ってもらうことを目的として企画されたもの。
プレゼンターについては嘉数登市長が「畜産分野で活躍する女性に光を当てたい」との思いから提案した。
宮古家畜保健衛生所の宮良あゆみ班長をはじめ、宮古食肉センターの江場田和美さん、宮古総合実業高校の松川優里奈さんと池村珂夢さん、肉用牛生産農家の野路美由希さん、上地美優桜さん、砂川多恵子さん、渡真利都さんの8人が順番にくじを引いた。1人につき5枚ずつを5回行い、公平の公正な抽選で200人を選出した。
下地貴之部長は「宮古島の畜産物は地域の誇りであり、生産者の努力の結晶。この抽選を通じて地元畜産の魅力を改めて感じてもらい、地産地消の推進や畜産業の発展につなげたい」と述べた。
宮総実高の松川さんは「農家の皆さんが大切に育てたお肉を、当選した人においしく食べてほしい」と笑顔を見せた。
当選者は来週11日ごろから順次発送し、発送を持って報せる。また、同時期に市ホームページでも受付番号で確認できるほか、応募時に送信されたメールからも照会可能となっている。年内には全て届けられる予定とのこと。
なお、10月4日に行われた市民フェスティバルでは特別抽選会として20人に先行贈呈され、会場では市民から大きな歓声が上がった。
特別抽選会では市のマスコットキャラクター「みーや」も登場し、子どもたちと一緒に写真に収まるなど、終始和やかな雰囲気に包まれた。
抽選会に関する問い合わせはは市畜産課(79・7814)まで。


