第6回市議選きょう投開票 22議席めぐり34人舌戦打ち上げ 緊張走る「フタ閉まるまで」
任期満了に伴う第6回宮古島市議会議員選挙(定数22)はきょう26日、市内22カ所で投票が行われ、即日開票し、立候補している34人の当落が判明する。選挙運動最終日の25日は比較的晴れ間が広がり、各候補者は午前8時から「最後の訴え」に奔走し、各陣営が「一票」の上積みに総力を挙げ、午後8時までに選挙戦を打ち上げた。市選挙管理委員会によると、25日現在の当日有権者数は4万4501人(男2万2606人、女2万1895人)。

市議選に立候補しているのは現職19人、新人11人、前職1人、元職3人の計34人。19日の告示以来、各候補者は遊説を通して自ら掲げた政策の実現に向けての決意を表明するとともに、支持を訴えた。選挙カーは市内各地をくまなく回り、ウグイス嬢が有権者に「清き一票」を求めた。また、20日からの期日前投票にも力を入れた。
運動最終日となった25日夜、各陣営は「打ち上げ式」を挙行。ある現職候補の陣営では選対本部長が「投票箱のフタが閉まるまでは気を緩めないでほしい。あすは勝利を共に祝おう」と力強くあいさつ。ガンバロー三唱で勝利に向けて気勢を上げていた。
今市議選は、定数が2減となって初めて執行される。定数の半数を占める与党系が安定多数を確保するか、野党系、中立が議席を伸ばすのかが焦点。
嘉数登市政への評価をはじめ、農林水産業や観光の振興、経済活性化、医療・福祉の充実、少子化および高齢者対策なども争点だが、物価、家賃、土地の高騰が続く宮古島バブルへの対策も大きく求められる。
26日の投票所は大神島(午前9時~午後4時)、宮古南静園(午前8時半~午後5時)を除く20カ所が午前7時から一斉に始まる。投票締め切りは市街地の南小、北小、東小の各体育館と市役所1階エントランスホールが午後8時、残る16カ所が午後6時となっている。開票は午後9時から市役所2階大ホールで行われる。
立候補者は次の通り。届け出順。
砂川丈見(45)▽平良敏夫(72)▽島尻誠(55)▽粟国恒広(60)▽友利光徳(75)▽平良恵泰(29)▽砂川浩平(29)▽砂川泰人(53)▽上地堅司(55)▽池城健(64)▽狩俣政作(53)▽國仲昌二(64)▽豊見山貴仁(46)▽大城仁(28)▽狩俣勝紀(67)▽前里光健(42)▽友利恵榮(72)▽嘉手苅庄造(66)▽新里光男(60)▽上里樹(67)▽我如古三雄(72)▽根間康雄(64)▽砂川和也(45)▽富浜靖雄(54)▽石嶺香織(44)▽下地信男(66)▽平良和彦(58)▽山下誠(50)▽狩俣勝成(56)▽下地信広(67)▽池間仁(57)▽髙橋敏夫(53)▽下地茜(46)▽仲間誉人(49)


